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・『MC3(無謀キャプテン)』/島本和彦

巻頭カラー。

私立全速力学園とやらの校長を務める、「自分の墓穴は自分で掘る!」との座右の銘を持つ男、堀田戊傑がモンスターペアレンツ(文字通り、モンスターのように暴徒化してます)をちぎっては投げちげっては投げしているところから話は始まります。
彼らに向かい、その子息達を次の学力コンクールとやらで有名私立大学の合格圏に入れられなければ「それができない時は――私がいさぎよくこの学校を辞める時だ!!! これは口約束ですが!!」と啖呵を切ってみせる彼は一見するとカッコイイ。まあ、よくよく考えると何とも無責任な発言ですけども……

リュウコミックスで『ゲキトウ』、『仮面ボクサー』と発売が続いていて、そのお祭りの一環みたいなノリで描かれた作品だと思われるので(以前、少年キャプテンで連載されていたらしい『無謀キャプテン』の新作だそう)、元の作品を知らないと楽しみ切れないという印象を受けました。ちなみに『無謀キャプテン』も6月発売のリュウコミックスのラインナップに入ってるようなので、そちらを読んでからもう1度見てみようかな。
ところで最近色々と復刊が続いてるのは、『アオイホノオ』人気とかの関係でしょうか。昔どうしても2巻だけ入手できず、それならいっそ……というわけの分からん理屈で単行本を手放してしまった『レッド・カード―男の一枚』なんかも何処かで文庫化とかしてくれないかな。かつて新刊で持っていたものを中古で買うってのも、ちょっと抵抗があるんですよね。



・『くおんの森』/釣巻和(#17『岬の守人』)

風邪を引いた父、その看病をする母・文子を残して、1人で祖父の墓参りへと向かう遊紙。
彼がバスに飛び乗ると、乗客は全くおらず貸し切り状態。にも関わらず彼にちょっかいをかけてくる相手がいるので、それがてっきりモリ様だと思った遊紙が文句を言おうとすると、そこに立っていたのは見知らぬ綺麗な大人の女性……とまあ、相変わらずちょっとミステリアスな展開です。

鈴で髪をまとめているところを見ると、彼女は前話で文子の回想に登場した遊紙の祖母・栞なんでしょう。彼女が若い頃の姿のまま遊紙の前に現れることができたのは何故なんだろうとか、そもそもこの空間は何処?「モリ」なのかな?とか色々気になることはありますが、いかんせん頭が働かないので今後の展開待ちです(←×

関連:『くおんの森』感想(1)



・『第七女子会彷徨』/つばな(#23『気さくなお人形さん/What is a friend?』)

ビーフシチュせんべえなるものを包装ごと頬張って「塩化ビニル樹脂だな」と漏らす光子が可愛……く見えないことも無いです。そんな様子を見ていた金やんのお母さんに買い物を頼まれた光子が、今話の主役。

彼女は買い物の途中、地面にチョークで斬新なデザインの人魚を描いている少女・杏里に出逢います。光子が、洟を垂らしながら一心に落書きに励む杏里に声をかけると、杏里も光子に興味を持ったらしく、他愛ない会話がちょこちょこと展開されています。
すると杏里の母親らしき人物に落書きを止め家に入ることを促された杏里は、光子とのコミュニケーションに心残りがあるようで、光子と再会の約束(のようなもの)をして……といった感じのお話です。最後に、杏里デザインの人魚を光子が紙に描いたものが見られるんですが、まあ何とも不気味。

この話でちょっと気になったのが、杏里の年齢。
光子が買い物に出かけたのは午前11時。で、金やんは高校に登校しているので平日なんだと思われます。小学生ぐらいかなと思ったんですが、もしかしたら未就学児童なのかもしれません。それとも何か他に事情があるのかな。

関連:『第七女子会彷徨』感想(1)(2)



・『晴晴劇場』/山坂健(#23)

今話に登場している凛、実は前回登場時は誰だか思い出せませんでした。で、そういえば大食いチャレンジに失敗して円にお金借りてた子がいたっけか……と今話のタイトルイラストの説明文を見て納得しそうになったんですが、お金貸したのって舞子ですよね。
そういえば、凛が初登場したエピソードで舞子が凛の拳にタコがあるのを見て、「あのコ何か格闘技やってるね」なんてことを言ってたんですが、今話で凛はつかさの名前を下駄箱に見付けて大声を上げて驚いているんで、彼女も実際に何らかの格闘技をかじっていて、それを通じてつかさのことを知ってるんでしょうね。

そんな凛のクラスメイトとして、晴の妹である五月がついに登場。姉がいることを告げたところ、周囲の子達にとても驚かれてます。ということは晴の言う通り、根っからの「姉」的な性質なんですね。ちょっとぽけーっとした感じは、確かに円に通ずるものがあるかも。

関連:『晴晴劇場』感想(1)



・『木造迷宮』/アサミ・マート(#27『夢の女学生』)

ひょんなことからセーラー服に身を包み、セッコの通う学校で授業を受けることになったヤイさん。おお、可憐だ……普段は割烹着姿で働き回ってるから忘れそうになりますが、ヤイさんのちっこさを再認識しました。

学校で教育を受けた経験が無いため、学校で勉強することが夢だったというヤイさんの笑顔が眩しい。他の生徒達とのやり取りがまた、とても幸せそう。
何ともほわほわしたエピソードでした。次回もこのまま学校が舞台になるようなので、次は何かしらアクシデントでも起こるかな?

関連:『木造迷宮』感想(2)(3)



・『ひなぎく純真女学園』/ふくやまけいこ(#42)

前話では大徳間銘寿とちょっとした言い争いをしていたアミ。それを目撃していた生徒がいたらしく、噂が流れてしまいます。が、やっかみが混じったせいか少し誤解されているようで、ひな女と合併後は一緒に生徒会で頑張ろうと2人が約束をしていたなんて感じの内容に。それを耳にした女生徒達は「ズルくなーい!?」と怒り、学園内に反・アミの気運が高まります……

と思っていたら、ユイがひょんなことから銘寿の興味を惹いたらしく(その素直な人柄ゆえ、かな)、銘寿がSPにユイのことを聞いて回るように命じたことが判明した途端に、反・アミの少女達はすぐさま反・ユイに鞍替え。生徒会長選ではアミを応援し、ユイを負かしてくれなんてことを言い出します。だから女子は怖いんだよ!(←

関連:『ひなぎく純真女学園』感想(2)



・『大正野球娘。』/伊藤伸平(原作:神楽坂淳)(#22)

さて、お調子者の高原が意外にも晶子の球筋を見極めヒッティング……したかのように見えた前回のラストシーンでしたが、実は打たされていたことが判明。おお、哀れな高原くんはそんな事実を露知らず満足げな笑みを浮かべているのです。

そういった桜花会の戦略を見抜いた唯一の人物であり、魔球を投げる晶子の体力が本番では持たないであろう(3回裏で終了する練習試合でも既にバテ気味なため)というアドバイスまで口にしたりと、この練習試合で1人だけその株を上げたのが、柳。彼だけ最後までかっこ良かったな……

そんな彼に興味を持っているんであろう巴は、彼をランデヴーの相手に指名するわけですが(勝利チームで最も活躍した選手が、ランデヴーの相手を選べるという約束がありました)、勿論これが気に食わない静は非常に不機嫌になってしまうわけです。
そんな、静の巴を中心にした価値観の危うさを筆頭に、色々とチーム内に軋轢の種があったことを再認識させられる、そんなエピソードでした。人が集まれば、まあ仕方の無いことですな。

関連:『大正野球娘。』感想(1)(2)(3)



・『ねこむすめ道草日記』/いけ(#25『黒菜が二人で道草』)

黒菜は友人である大輝達と、猫である時の飼い主のお婆さん、その両方と祭りに行く約束をしてしまいます。どちらも大切な人達だし、どちらからも奢ってもらいたい……ということで悩む黒菜。
そこで河童が考え出したアイデアが、化け狸を黒菜の姿に変身させて、一時的に黒菜2人体制でお祭りに臨もうというもの。明らかに口調も表情も違うのに、皆気付かないもんですね。

見所は、気の抜けた変身(明らかに本物よりでっぷりしてます)をしていた化け狸が、黒菜に尻をはたかれた途端シャキッとした姿になるところでしょうか。黒菜がお尻ぺんぺんされてるみたいで興奮す(ry

関連:『ねこむすめ道草日記』感想(2)



・『桃栗三年』/亀井薄雪

第6回龍神賞を受賞された亀井薄雪先生の商業デビュー作。創作同人で活躍されてる方らしいです。

絵柄はシンプル、コマ割なんかも特に変わったところが無いので、読みにくいということは無いんでないでしょうか。僕はさくさく気持ち良く読めました。
話の内容は、プラモ製作を趣味とする女子大生・桃瀬みすずと、同じボロアパートで彼女の隣に住んでいるちょいオッサンの小説家・小栗とのやり取りが描かれているだけの、非常にシンプルなもの。全体的に、のんびりとした空気感が漂っています。

個人的には、マイペースにほんの少しだけみすずを振り回す、小栗のトボけたキャラクター性に魅力を覚えました。
そんな小栗のことを、多少の付き合いを持っている割にみすずはよく知らないようで、今後2人がどんな関係性を形作していくのか、その辺りのことが気になります。「桃栗三年」同様に、人と人との繋がりがしっかりしたものになるにも幾らかの時間がかかるものですが、本作の桃(瀬)と(小)栗はどうなるのかな、と。ところでこれ、続きは描かれるのかしら。
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テーマ:漫画の感想
ジャンル:アニメ・コミック
・『木造迷宮』/アサミ・マート(#26『陽だまり散髪』)

髪も髭ももっさもさ、別の生物にでもなってしまったかのようなコーイチのむさ苦しさが笑いを誘います。何処ぞの山に籠ってる仙人だと言われても、一瞬信じてしまいそうになるレベル。
それを見かねたヤイさんが、散髪を買って出ます。以前勤めていたお屋敷では大ダンナ様の散髪を担当していたというその腕前は確かなもので、コーイチも気持ち良さげ。

それにしても、ヤイさんから漂う石鹸の香りやら、前髪を切ろうと真正面で前かがみになったヤイさんのぷるんとした唇やらにどぎまぎするコーイチがもう羨ましいの何の。
彼がずっと赤面している様子は、慰安旅行の際にコーイチに<ヤイさんの作ったゴハン… ずっと食べたいと思いましたよー>なんて言われて、それがかつての同僚・タエさんが受けたというプロポーズの言葉とかぶったためか、ぽーっとしていたヤイさんの姿と対になりそうな感じ。何気にお似合いですね……よし、そうなるとサエコさんが余るから、僕が(ry

ところで、ヤイさんの理想の姿に……ということでコーイチは途中からノータッチだったわけですが、まさかのカイゼル髭には笑ってしまいました。似合わないような、そんなに悪くもないような(笑

関連:『木造迷宮』感想(2)(3)



・『大正野球娘。』/伊藤伸平(原作:神楽坂淳)(#21)

ついにプレイボール!ということで、娘。達と志葉中学野球団との練習試合が始まります。

それにしても、お披露目の際にも思ったんだけど桜花会のユニフォームがえちぃな。胸やお尻のラインがはっきり分かるので、対戦相手の男子陣としてはやりにくいことこの上無いでしょう。

そんな視覚的効果が功を奏したのか、相手の油断もあったため上手い具合に先制することができた娘。達。唯一相手側の球筋を見極めてホームランを打ってしまう巴はさすが。
どうでもいいことなんですが、そのホームランを見てベンチのメンバー達が喜ぶ晶子の様子が、普段の「お嬢」な姿とはちょっと違って面白い。拳を握りしめて思い切り引く……言葉では説明しにくいんですが、まあ明らかにお淑やかではない仕草で喜んでいるわけです。
他のメンバーが笑顔を浮かべる中(静はいつも通り無表情っぽいですが)、お雪が呆けたような表情で晶子の方を見ているのは、それに驚いているからなのかな。もしかしたら、バンザイするたまちゃんがあまりに可愛くてそれを眺めていただけなのかもしれませんが……

さて、守備面では晶子の超スローボール(しかも微妙に揺れる)が相手のかく乱を誘い、上々の出来……のように思えたわけですが、小梅とのランデヴーのために張り切っているだけのお調子者のように見えていた高原が、その球の性質を見抜いたのかきちっとヒッティングしてきます。今話はここで終わりで、その打球がどこに飛んでいくかはまだ分からないわけですが、煽りが<反撃開始!>となってて、まるで志葉中学野球団が主役みたいだな。

関連:『大正野球娘。』感想(1)(2)(3)

さて、『帝都たこ焼き娘。』(/作画:よねやませつこ)も更新されています。今回で早くも3話目。

従姉妹である従姉妹にバカにされた怒りから、授業に入っているにも関わらずそれに気付かず女性雑誌を読み耽る乃枝さん。
彼女が何事かに悩んでいることをしっかり見抜き、乃枝さんの頭に手を置いて<全部吐いて楽になりましょう>なんて慈悲深い笑顔を見せるアンナ先生がとても包容力ある感じでエロ……じゃなかった、魅力的です。

乃枝さんと紅葉の対決から事は大きくなって、東邦星華女学院とライバルであるアーミナ女学校(紅葉や、大阪の洋食焼き屋の娘である岸和田桜が通う学校)の勝負にまで発展。アンナ先生の提言等もあって、秋祭りにおける屋台勝負が繰り広げられることになります
ここで娘。達の何が可愛いって、小梅以外の誰も屋台で食事をしたことが無い上に、「おつゆたっぷり」な支那蕎麦ははしたない、知らない男性と並んで食事をするのはちょっと……と、お嬢様らしさを見せつけてくれるところ。舞台が現代ならお嬢様といえどこうは行きませんからね、新鮮な感覚が味わえるような気がします。

少し残念だったのが、小梅の話に出た支那蕎麦の屋台は<ランデヴーに使えるようなものなの?>との乃枝さんの台詞がカットされていること。頬を赤らめる乃枝さんが見たかった……!



・『晴晴劇場』/山坂健(#22)

ついに文化祭当日。
お化け屋敷が出し物ということで、晴達はお化けに扮するわけですが……晴の恰好は何処か未開の地に住む部族の儀式に使われそうなものだし、紗苗は髪を前に持ってきて顔を隠しているだけだし(確かに暗がりなんかで出会えば怖いかもしれませんが)、舞子に至っては化け猫の着ぐるみ(というか、パジャマみたいな……しかも猫の口から顔が覗くような作りになっているので、可愛いことこの上無い)と、制作者ふざけてんのかというレベル。
<なんで私がこんなカッコしなきゃなんないのよ!>と舞子が泣いてしまう気持ちも理解できます。けどそんなことで泣き出してしまう姿も可愛いから、僕は制作者の肩を持つんだよごめんね舞子(←×

一方、岬のクラスの出し物は占いの館。勿論、そこは微妙予知能力の持ち主である岬が主役なわけですが、何と彼女の口からは<ごめん 私 今日 予知とかできない!>との言葉が。彼女によると日によって力が出たりでなかったりだそうで、今明かされる超能力少女の秘密(割とどうでもいい)!といったところでしょうか。
それにしても、ユウちゃんに対して妙に申し訳なさそうな岬がいじらしくてイイです。しょんぼりしてるところも絵になるよ可愛いよ岬(←×

関連:『晴晴劇場』感想(1)



・『ひなぎく純真女学園』/ふくやまけいこ(#41)

タイトルページの、桜の花が舞い散る中に着物姿で立つアミ達が可愛い。ホントにもう……こういったリリカルなページ作りに関しては、ふくやま先生の魅力がこれでもか!ってぐらいに発揮されていてたまりません。

お坊ちゃま男子高である、大徳間学園との合併話が浮かび上がっているひなぎく女学園。小奇麗な男子達とのやり取りを経て、合併もいいかも?みたいな風潮が生徒達の間に生まれ始めています。
そんな中でもただ一人、ユイが男子に持って行かれてしまうのでは……なんて不安になっているアミはどれだけ男子に興味が無いんだろう(笑)確かにユイは魅力的な少女ではありますが。

そんな中、大徳間の生徒会長を務める大徳間銘寿とアミの間に小競り合いが発生します。それは、銘寿がユイのジャージ姿での登下校をみっともないと評したことが原因。
勿論アミはそれを許すことは出来ず、<あなたには一生木成さんの良さなんかわかんないでしょ ひと安心だ!>と啖呵を浴びせかけるわけですが……これがまた何ともカッコイイ。久々に主人公らしい姿を見た気がします。やっぱりアミはこうでなくちゃあ。

関連:『ひなぎく純真女学園』感想(2)



・『第七女子会彷徨』/つばな(#22『高木さんの日曜日』)

日曜日のどうしようもない程の暇っぷりを持て余す高木さんがメイン。
とにかく呆けたその表情も彼女らしいですが、みかんジュースを猛毒に見立てて一人遊びするところなんかは高木さんならではのどうしようもないアホっぽい感じが滲み出ていてよいよい。

さて、今話では高木さんのお父さんが登場。
リーゼント様の髪型にサングラス、「太郎」という文字と変なマスコットがプリントされた服(お父さんが勤める会社で作られたアイテム名にも「太郎」と付いてるんで、会社名なのかな)と、かなりアヤシイ風貌です。人は良さそうなんですが……

で、今回登場するアイテムは、高木さんのお父さんの会社が作ったという「残存君太郎」。空間に残っている音の振動を再度拾い上げる装置らしく、下手したら盗聴器のようにも使えるスグレモノです。

それを手に、暇潰しに外へ繰り出す高木さん。そして色々と遊んでいると、内部で何かが折れる音が。すると、それまでは10分程前までしか辿れなかった過去の音が、季節を飛び越えて聞こえてくるようになります。
それと同時に、音だけでなく明らかな実感として浮かんでくる過去の情報。そこで高木さんが目にしたのは、ベンチに腰かけ1人で泣いている少女でした。引っ越しが多いせいで友達が出来ず、<みんなみたいに楽しくお喋りしたり一緒におでかけしたり>したいという、ほんの小さな、けれど切実な願いを持つ彼女は勿論……

少女と高木さんとの会話の前に置かれた、無音のコマの1つ1つが何とも言えない寂寥感を醸し出していて、見ているこちらも切なく、そして少し恐ろしくなってきます。僕らからすると既に非日常的である高木さん達の日常が、そこから更に一歩異質な、彼女達にとっての非日常へと踏み込んでいく際のさりげない描写はつばな先生の魅力の1つかと思ってるんですが、それが色濃く出ているエピソードでした。
あまりに暇な高木さんの、「1人はイヤだ」という心の奥底の感情が、過去との邂逅とでも言うべき状況を呼び寄せたのかなあ。

ところで高木さんが金やんに電話をかけるシーンがあるんですが、そこで設定されている画像が金やんの寝顔なのはどういうことでしょう……危険なニオイがするから、その画像を僕にも寄こせ、と言いたい。

関連:『第七女子会彷徨』感想(1)



・『ねこむすめ道草日記』/いけ(#24『真夜中のひな祭りで道草』)

住人が引っ越したはずの空家から、夜な夜な祭りの音が聞こえるということでこっそり忍び込む黒菜と河童。そこには家の主人に置いて行かれたらしい雛人形達が、自ら雛飾りをしている姿がありました。

主人に捨てられたかもしれないという不安を抑えつつも、桃の節句には主人が迎えに来てくれることを信じて小さな宴を催している彼女達の姿が、かつて捨て猫だった頃の自分と重なる黒菜。こうして、愛する人から忘れ去られることが妖怪化への1つの道でもあるのかな、と思うと寂しいものがありますね。
とはいえ今の黒菜には飼い主も仲間達もいるわけで、そういった側面はあまり見せることが無いので、ちょっと新鮮なエピソードでした。

関連:『ねこむすめ道草日記』感想(2)
テーマ:漫画の感想
ジャンル:アニメ・コミック
・『ネムルバカ』/石黒正数(番外篇2『春香と父さん』)

表紙。妙に肌色が多くて、買う雑誌間違えたかと思ってびっくりした。

これを読む限りでは、「鯨井ルカ」と「岩崎春香」が同一人物ってことなのかな。作品の内容は、本編が好きな人なら楽しめるんじゃないでしょうか……と思ったんだけど、どちらかというと『響子と父さん』の方がイメージが近いかもしれませんね。父さんと春香のテンポ良いやり取りが面白い。



・『ねこむすめ道草日記』/いけ(#23『木魚捜査で道草』)

無くなった木魚の妖の捜査を依頼された、独楽・獅子丸の狛犬妖怪の姉弟がメインのお話。インバネスにハンチング帽という、探偵になりきったファッションの2人が可愛らしくて良し。

情報収集のために黒菜の元を訪れ、そこで寝不足と色々な災難に見舞われダウンしている黒菜の姿を見た独楽が、妙にあたふたして「元気のないお前なんてらしくないぞ ゆっくり休んで早く元気になれよ」なんて声をかけているシーンは何だか微笑ましかったです。やっぱり元気の溢れた黒菜が脳天気に笑ってないと、独楽としては張り合いが無いんでしょう。

関連:『ねこむすめ道草日記』感想(2)



・『くおんの森』/釣巻和(#16『渡しの栞Ⅱ』)

遊紙の母、文子は生前疎遠になっていた彼女の父・遊字に対して未だにわだかまりを持っているようなことが今まで描かれてきたわけですが、その理由が明らかになっていくのが今回のエピソード(後編)です。

この話では文子とモリ様が対面するわけですが、遊紙の前に姿を現す時と異なり、何故かモリ様は少年の姿。羊の執事さんが「見慣れぬ容姿で呼ばれましたなァ」なんてことを言ってるんで、モリ様の姿形というのは、呼び手(読み手かな)の「何か」に左右されるようです。

モリ様のいる空間「モリ」に、かつて理由を告げず去ってしまった母の背中を追うために訪れたという文子に、それを追いかけることは深追いになると忠告するモリ様の表情が印象的。いつも飄々としたモリ様が、こんなにも焦っているのは珍しい。

関連:『くおんの森』感想(1)



・『第七女子会彷徨』/つばな(#21『地球防衛軍』)

センターカラーです。制服の上着の色合いが出たのって、初めてかな?

タイトル通り、地球防衛軍が衝撃的な形で登場。見開きでのシーンはふきました(笑
とにかくインチキ臭い上に、色々と迷惑を振りまいている地球防衛軍の役立たずっぷりもさることながら、彼らの関わるアクシデントの中心に、やっぱり高木さんがいたことに笑みを隠せません。高木さんが何処かに隠遁するだけでも、七女の世界はだいぶ平和になるんじゃなかろうか。

そういえば、冒頭で清水くんが再登場。金やんと途中まで一緒に登校してるんですが、ちょっと頬を赤らめてるようなシーンがあったりして(吹き出し外で「デートだ!」なんて金やんが言ってるんで、それに反応してるのかな)、やっぱり清水くんは金やんのこと意識してるんだろうか、とラブコメ好きとしては気になります。
子供扱いするな、なんていいつつもやっぱり年相応の子供っぽさも残している清水くんに、友人兼ややお姉さん的立ち位置から接する金やん。これはこれで、割としっくりくる2人だと思うんですよね。

関連:『第七女子会彷徨』感想(1)



・『大正野球娘。』/伊藤伸平(原作:神楽坂淳)(#20)

扉絵には、乃枝さんとたまちゃんがアイドルっぽい衣装で登場。たまちゃんの澄ました表情が素敵です。ちなみに内容とは何ら関係ありませんでした……ちょっと期待しちゃったんだぜ。

練習試合の相手である志葉中学が、普段どのような練習をしているのかを写真に撮ってきてもらうよう記子に頼んでいたらしい乃枝さんが、新聞部を訪れるシーンからスタート。
前話との間に幾らか進展があったらしく、記子は乃枝さんのことを「乃枝っち」なんて呼ぶようになっています。口調もかなりくだけたものになっていて、普通の友人同士みたいな感じ。
そういえば今話では、記子の後輩の新聞部部員が登場します。塚原須磨子という、そばかすの女の子。ちなみにこの須磨子、原作では3巻に登場してくるわけで、役回りはだいぶ変わっていますね。志葉中学を偵察しに行った時の私服姿がキュート。

関連:『大正野球娘。』感想(1)(2)(3)



・『晴晴劇場』/山坂健

単行本発売記念ということで、巻中カラー。

文化祭の準備に追われる円や舞子。今回は2人の絡みが多めでしょうか。
彼女達を尻目に、晴や紗苗はワラ人形を壁に飾ったりしています。わけ分からん(笑)この2人は全く仕事を手伝っていないように見えるんですが、まあそれでも何とかなってしまうものなんでしょう。

予知少女・岬も登場していますし、キャラ勢揃いって感じでしょうか。相方のユウちゃんも次回は出てくるかな。

関連:『晴晴劇場』感想(1)



・『木造迷宮』/アサミ・マート(#25『コタツ』)

おつかいに行かないといけないと、なんて言いつつもコーイチに誘われるがままにコタツに入ってぬくぬくしてしまうヤイさんを愛でよう(ちょっと違うか)、というエピソード。
みかんを食べてとろんとなって、そのまま寝てしまうヤイさんが何とも可愛いんですな。彼女の柔らかそうな唇を見てぽーっとするコーイチの気持ちもよく分かります。

それにしても、コタツに入りなが眺める雪景色って羨ましいなあ。

関連:『木造迷宮』感想(2)
テーマ:漫画の感想
ジャンル:アニメ・コミック
表紙は『ねこむすめ道草日記』。虎っぽいコスに身を包んだ黒菜が可愛らしくてよいよい。パンツっぽいものが見えてるのが気になります。
そういえば3巻についての記事を書き損ねてるんですが、感想も何も黒菜達の可愛さとエロスとほのぼのとした空気感を楽しめばいいよ、いつも通りだよ……ぐらいしかいえないので、このままな気がします。

・『ねこむすめ道草日記』/いけ(#22『蜘蛛が街に出て道草』)

タイトル通り、女郎蜘蛛が街に出かけるお話。

そんな彼女のお買い物のパートナー(というか、着せ替え人形みたいな扱いですが)は二口女の"クッチー"。某ヲタクサークル漫画に出てくる空気読めない男を想起させる名前ですが、アレとは似ても似つかぬ可愛い眼鏡っ娘です。
このクッチー、登場シーンではたい焼きを口に頬張りつつ、頭に付いた口で喋っているんですが、その折に女郎蜘蛛と交わす会話がエロイ。上の口とか下の口とか……女の子が人前で言うもんじゃありません><
そういえば彼女は初登場にして下着姿まで披露してくれるんですが、割とむっちりしてるような気がします。胸も豊かな感じですし、やっぱり食欲旺盛なだけあるなあ。

ところでクッチーは女郎蜘蛛のことを「お嬢」と呼んでるんですが、どんな関係なのかしらん。

関連:『ねこむすめ道草日記』感想(2)



・『大正野球娘。』/伊藤伸平(原作:神楽坂淳)(#19)

練習試合の相手である志葉中学野球部の面々との顔合わせに向かう、娘。達(公式のアオリでもそう表記されてるし、今後はこう書こう)。扉絵では、彼女達の洋装姿が拝めます(お揃いの白いワンピース。裾の辺りに、各々のキャラクターをイメージしたのであろう花のデザインが配されています。例えば小梅なら梅の花、晶子なら桜の花といった具合です。そんな中、胡蝶のものだけ蝶が模されているのが印象的)。
この扉絵、娘。達を写真に収めたという形で描かれているんですが、洋装嫌いであることを公言しているたまちゃんの余裕のなさが笑えてしまいました。1人だけ妙に肩に力が入ってて……ああもう可愛いなあ。普段とは違い、髪を下ろしてるのもイイ。
ちなみに乃枝さんは、髪をアップにしてるためか何処かのマダムみたいになってます。これはこれで。

本編では、新聞部に所属する尾張記子(キャッチフレーズは「終わりを記す者」)という女の子が登場。アニメオリジナルキャラの逆輸入ですね。コミック版では月映姉妹とは何の関係もない様子なので、幾らか設定が変わっているようです。
この記子、清楚な感じでまとめた今話の娘。面々に比べるとやや野暮ったい感じがして(ぴょんぴょん飛び出した枝毛だとか)、やや毛色の違う魅力があります。今後も話に絡んできそうなので、活躍に期待したいな。

ところでこの記子が「円太郎バス」の揺れの酷さに酔ってしまうシーンがあるんですが、へたり込む彼女の三つ編みが地面に着かないよう、乃枝さんが持っていてあげたりして、何となくその気遣いに惚れ直しりしました。どうでもいいですね。

関連:『大正野球娘。』感想(1)(2)(3)

以下、関係ないようでちょっとある話。

帝都たこ焼き娘。』第2話が更新されています(今後、リュウの感想を書く時にちょっと触れよう。こちらは原作の流れに沿っているので、原作を読んでいる方ならスッと世界に入れるんじゃないかと思います。キャラ描写が面白いのでオススメですよ)。
ここでエスコートされてばかりいる新宿云々という巴の台詞があるんですが、その付き添ってくれる男性というのが、伊藤コミック版で今回巴との初顔合わせを済ませた志葉中学の柳なのです(よねやまコミック版ではキザっぽさが増してますね)。伊藤コミック版でも巴が彼のことを「面白そうな人だわ」なんて少し気にかけている感じに描かれていたりして、何気に活躍が多いんだよなー。

ところでこの『帝都たこ焼き娘。』に、乃枝さんの従姉妹である長滝紅葉が登場。めちゃくちゃ性格キツそうでいいよいいよー。よねやま先生の絵はキャラクターの性格がはっきりと絵に出ているというか、キツい子はパッと見で分かるんですよね。乃枝さんと同じ顔なのに、笑顔1つとっても全然違う感じがする。
それはさておき、今後の彼女の言動とそれに食ってかかる乃枝さんの活躍が楽しみです。



・『第七女子会彷徨』/つばな(#20『魔術師』)

デジタル天国の住人である坪井さんが扉絵を飾っています。
というわけで、今話の主役は坪井さん。あくまでデータ化されて生かされているだけの彼女ですが、学校内に設置された装置のおかげで一応登校して授業を受けたり何だりはできるようになっています。

しかしそうはいっても彼女が現世に干渉できるのは学校内だけですし、やっぱり暇で暇で仕方ないわけです。時々遊びに来てくれる金やんと高木さんも、動物の姿をしていたり何故か急須だったりで(デジタル天国はインターネットの世界ですので、自由に姿を変えられます)、どうも遊んでいるという感覚は薄い。そんなこんなで暇を持て余している坪井さんを、何者かによるデジタル天国へのクラッキングというハプニングが襲います。
彼女もその犠牲になりそうになったのを、間一髪救ったのは何と飯島くん。学校では無愛想、坪井さんが話しかけるとリモコンでその声量を調節しちゃうような彼が何故……といった感じで話は進みます。「渋い」ロケットパンチを選択する辺り、デジタル天国における「飯島くん」にちょっとオジサン世代的なものを感じさせる。

とまあ、普段とはあまりにも違う姿の飯島くんに、ついつい赤面してしまう坪井さんが可愛らしいエピソードでした。

関連:『第七女子会彷徨』感想(1)



・『木造迷宮』/アサミ・マート(#24『帰郷』)

突然の雨に降られながらも、ついにお屋敷に辿り着いたヤイさん。ですが、無人となったお屋敷の門は固く閉ざされ、立入禁止の札まで貼られています。
庇の下で雨宿りをするヤイさんの脳裏に浮かび上がる、この旅行で出会った、かつてお屋敷で共に働いていた女中達の現在の姿。色々と想うところがあるのでしょう、この時のしんみりとするヤイさんが寂しげでイイんですね。これがあるから、その後コーイチと楽しげに喋る姿が一層輝くわけです。

話の本筋とは関係ないんですが、コーイチに貰ったよそ行きのゲタが濡れちゃうからって、それを脱いで雨の中を走るヤイさんには心打たれました。

関連:『木造迷宮』感想(2)



今月のリュウには、石黒正数先生の漫画家生活10周年記念『ネムルバカ』1.5巻なる別冊付録が付いてきます。
単行本には未収録だったという番外篇『サブマリン』(鯨井先輩が所属していたバンド"ピートモス"のメンバーを扱ったエピソード)、石黒先生の仕事を手伝っていたというツナミノユウ先生やつばな先生、アワーズでお馴染みの大石まさる先生や水上悟志先生等ゲストによるイラストや漫画が掲載されているので、気になる方は是非チェックしてみて下さい。

更に来月のリュウには、『ネムルバカ』番外篇2なるものが載るそうですよ。誰に焦点が当たるのかな。
テーマ:漫画の感想
ジャンル:アニメ・コミック
表紙は『くおんの森』。モリ様が表紙に載るのは09年4月号以来ですかね。来月には2巻が出るみたいなんで、楽しみ。

・『大正野球娘。』/伊藤伸平(原作:神楽坂淳)

学生寮の広いお風呂に、月映姉妹(巴・静)を除いたメンバーが集合。彼女達の入浴シーンから、今話は始まります。
ただ1人殿方からの交際の申し込みを断ったことがない小梅(他のお嬢様方は、やっぱりそれなりにモテるようです。まあ当たり前か)を生温かく見守るメンバー達の表情が、何ともイヤらしくて素敵。
そしてそのイヤらしさを払拭して余りある、湯船に浸かった上級生組の後ろで髪を洗いあっている胡蝶と鏡子の可愛らしさがよいよい。

さて、晶子が途中でバテてしまった時のことを考え、月映姉妹はこっそりと投球練習(巴が投手)を始めていたわけですが、今話ではひょんなことから小梅もそれに交じることになります。その際、あえてどういった球を投げるかを教えずにピッチングを始める巴はホントにドSだな……「ケガでもさせたらどうするんですか」と諭す静に対しての「カサブタをむかせてもらうわ」という返答はもうわけが分からなかった(笑
ところで前話では、巴の投球は非常に捕り辛い(運動神経に優れる静が苦戦していた程)ということしか描かれていませんでしたが、今回その投法や理屈が判明します。この辺りは原作ではあまり描写されてなかった気がするので、補完にはもってこいのエピソードですね。

関連:『大正野球娘。』感想(1)(2)(3)



・『第七女子会彷徨』/つばな

あらゆる物体の動きが止まってしまった世界でたった1人、どうしてかうろちょろ(彼女の無軌道さを表すには、こういう言葉がぴったりでないかと思います)動き回ることができる高木さん。

彼女が色々と悪戯をして廻る様を見るのが、今話最大の楽しみなんじゃないかと思います。勿論、どうして何もかもが動かなくなってしまったのか、そんな中で高木さんだけがフリーダムなのは何故か、という疑問もそれに対する解答も気になるところではありますが、それはさておきやっぱり高木さんに目は釘付けなわけです。
話しかけても反応しない金やんの顔をはたいてみたり、名残惜しげにその場を去ったと思ったら、他人の眼鏡を勝手に持ってきて金やんにかけさせてみたり、金やんのリボンを解いて自分の髪をまとめるのに使ってみたり(この時の高木さんのビジュアルがなかなかイイ)、それでもって自分の行動に何の反応も示さない世界に悩んで、最終的にやっぱり金やんに抱きついて助けを求めてみたり……この子、ホントに金やん好きだな!

とまあ、全体を通して台詞がないにも関わらず、高木さんがいかに金やんにべったりでアホの子なのか、そして可愛いのかがよく分かるエピソードなので、彼女のファンの方にはオススメ。

そういえば柱のコメントによると、今月発売の"Kiss"につばなさんの新作が載るそうです。連載なのかな。

関連:『第七女子会彷徨』感想(1)



・『晴晴劇場』/山坂健

インチキ(?)予知能力少女・岬の単純さ、ポジティブさが好印象。予知能力を疑われると、勢いに任せて「じゃっじゃあ今から私の力を証明してあげる!」なんて言った挙句に適当かつバレバレな嘘を吐くそのアホっぽさもいい。更には三輪車にはねられる姿も何ともキュートでイイんですねー。
今回は相方(ツッコミというかお守というか……)のユウちゃんと一緒に出ずっぱりでしたが、作品全体で見ると出番が少ないのがもったいないなあ。

ちなみに来月は単行本作業のため休載だそう。で、単行本は2月発売ということで、待ち遠しいです。サイズはやっぱり『ひなぎく純真女学園』と同じA5サイズがいいなあ。



この他にも『響子と父さん』最終話なんかも載っています。『ネムルバカ』のルカそっくりな、響子さんの妹・春香も最後にきて(電話で)登場。来年3月には単行本になるそうなので、こちらも楽しみ。
テーマ:漫画の感想
ジャンル:アニメ・コミック
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