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おいでませり(2)

ヤングキングアワーズで連載中の漫画の単行本、2冊目。
宇宙の航路が開かれ、元来の文化と異星の文化がそれぞれ幾分か形を残しつつ自然に混在している街、だいだい町を舞台に描かれる、「頑張らない」女性・セリさんの物語。

だいだい町の文化や、セリさんがどういった女性なのかということが主に描かれていたのが前巻。今巻では、そこから一歩進んで、だいだい町以外の世界観や、セリさんの持つ特殊な背景なんかが明らかにされています。

さて、そんな具合に話を展開させるために登場したのが、調停者ジャジャム様です。獣少女です。ケモ耳みたいなワンポイントではなく、指も4本だし牙や尻尾も生えてるし……ということで、一部の人にはウケが良さそう。
通常空間では支障のある星域の住民達(単純に、人間と一緒に暮らすにはちょっと……とかそういった問題なのかな。見た目が人間離れした生物ばかりが描かれていたように思います。ちなみに、二次元人とか四次元人とかが登場)用の港として使われている、世界樹が作り出した異世界である"反四乗界"において、異星人間に生じる色々なイザコザを調停するとっても偉い人。
数ヶ星の公用語、法律、慣習等に通じており、"反四乗界"には彼女が下す明瞭な判断を仰ぐ異星人達がたくさんいるんだそうです。

そんなジャジャム様がセリさんとどう関わってくるのかといいますと、何とジャジャム様の公務をこなす身代わりとしてセリさんに白羽の矢が立てられてしまうのです。
だいだい町での普段の生活を見ている限り、セリさんをそういった重大な任務に抜擢する理由は何らなさそうな気がしますが、そこはどうやらジャジャム様自身がきちんと資質を選定している様子。とにかく短期間で知識を詰め込んで、(偽物の)ジャジャム様として立たされるわけなので、脳の記憶容量とかそういう点が重要なのかな。
ちなみにこのジャジャム様の代理には、セリさんの叔父もかつて選ばれたことがあるそう。ジャジャム様がセリさんに目を付けたきっかけはそこにあるんでしょう。

その叔父と同一人物なのかそれとも別の誰かなのかは分かりませんが、夢幻回廊駅(ムゲンステーション)なる空間(セリさんの夢の中に現れた、螺旋状の道。様々なトンネルがそこにはあり、それを潜る度に化石を掘っている大学士やら、音や色で事物を感じ取る異星人やらが現れます。「選択肢は歳と共に閉じてゆく」というジャジャム様の台詞を考えると、セリさんの前に広がっている可能性、進み得る進路の1つ1つが人の形をとって現れているのかな。ムゲンが無限にもかかっていれば素敵)にセリさんが連れて行かれた際には、セリさんの伯父に頼まれたようなことをジャジャム様が仰ってます。セリさんもジャジャム様に依頼したのが誰なのか感付いていたことを考えると、セリさんとその親族は異星やら異世界やらに近しい場所に立っているのかもしれません。
その夢幻回廊にはセリさんを「おねーちゃ…」と呼んでいる、宇宙服っぽいものに身を包んだ女性も姿を見せていたりするので、今後の本格的な登場に期待。セリさんを現在の「夏休み」状態から引き摺りだそうと躍起になりそうな感じなので、トラブルメイカーたり得るんじゃないでしょうか。

そういえば、アマショクちゃん(表紙)やクラスメイトの水着も拝めるので、大石まさる先生の描く女の子が好きだ!って方にはとても嬉しい1冊だったんじゃないでしょうか。個人的には、アマショクちゃんのクラスメイトの眼鏡っ娘(ぽっちゃり)がとても気になりました。



2巻発売を記念して、有隣堂横浜駅西口コミック王国でサイン会が行われるそうです。興味のある方は是非……と思ってたんですが、記事を書くのに手間取ってたせいか、もう整理券の配布は終了してしまったようですね。僕もこっそり参加するんで、気力があれば画像とちょっとしたメモ程度は載せようかな。

大石まさる先生のサイトはこちら→"大石工画店"

関連:『おいでませり』感想(1)
『水惑星年代記 月娘』感想
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テーマ:漫画の感想
ジャンル:アニメ・コミック
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