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神のみぞ知るセカイ(8)

週刊少年サンデーにて連載中、アニメ化も決まりノリにノっている、ギャルゲとリアルの境界線が分からなくなってくる漫画も、もう第8巻。早いものですね。

主要キャラの紹介に加えて、既刊の試読ページもある公式サイトはこちら

今巻に登場するヒロインは2人。草木も眠る丑三つ時に墓場で1人遊ぶ不気味な少女・日永梨枝子と、メモを取りながら有名店のラーメンを幾つも啜る、ラーメン店の一人娘・上本スミレ。

個人的には、梨枝子のエピソードが好み。

父方の祖父母の元に遊びに出掛ける桂馬達。
するとそこには、「あそんでくれなきゃクビキルゾ」なんて物騒な歌を口ずさみながら懐いて(?)くる、愛梨という少女の姿が。ギョロッとした目、不吉で突飛な言動が何ともミステリアス……というか、不気味な子なんですが、そんな彼女と瓜二つの少女が、夜の墓場で光を発しながら1人で毬をついているのをエルシィが発見してしまうところから話は始まります。

怪しさに満ちた愛梨の言動を見ていると、友達がいないのもむべなるかな、といった感じ。友達と遊びたいのか、それとも根底からそういった性格を直したいのか、いずれにせよ彼女こそが心のスキマの持ち主で、駆け魂に取り憑かれている今エピソードのヒロインなんだろうなあなんて思っていたわけです。
ところがエルシィの駆け魂センサーは、愛梨には全く反応しないわ、それどころか夜中現れる発光少女(こう書くと、イカ娘みたいですね)にも何ら動きを見せないわ……と何とも不思議な展開に。墓場に現れる少女は空中浮遊までしているし、そこに駆け魂が何ら介在しているのは確かなのになあ、とエルシィと一緒に首を捻るのが楽しかった。
ヒロインをどう攻略するかとなると、リアルにせよゲームにせよ恋愛経験の乏しい僕はもう完全にお手上げになってしまうんですが、そもそも誰がヒロインなの?という話なら一緒に悩めるんだなあ、と。

結局、駆け魂が入っているのは愛梨ではなく梨枝子なわけですが、桂馬が攻略するまでもなくこのエピソードは終幕を迎えたこともとても印象的でした。
梨枝子は……なので(今更ネタバレ回避も何もありませんが、まあ割愛)、恋愛を用いて彼女が心に抱える問題点を浮き彫りにして、そこから解決への道筋を辿るといった手法が通用しないのは分かり切ってはいましたが、こうも静かに終わるとは思わなかったんですよね。
心のスキマと向き合うに当たって、それを埋めてしまおうとするだけでは無く、ありのまま受け止めて呑み込んで生きていくことも1つの手。今まで知らなかった形の、リアルの人々の生き様を桂馬はどう捉えたんだろう、なんてことも考えながら読めるエピソードだった気がします。

ところで今巻にも設定話というかインターバルのようなものが収録されてるんですが、そこでノーラさんが早くも再登場してくれて嬉しい限りです。褐色肌で巨乳、しかも普段はとてもキッツイ癖にちょっと純なところもあったりする。そんな彼女の活躍を祈っています。



更に嬉しいのが、とらのあなで購入すると貰えるイラストカード。何と絵柄が栞じゃないですか!Twitterリクエストで選ばれたらしいですが、いやはややっぱり可愛いです。

帯裏の若木先生ヒストリーが割と悲惨なので、是非帯が付いている内に買いましょう(ノ∀`)

若木民喜先生のブログはこちら→"HoneyDipped"

関連:『神のみぞ知るセカイ』感想(2)(3)(4)(5)(6)(7)
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テーマ:漫画の感想
ジャンル:アニメ・コミック
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