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・『MC3(無謀キャプテン)』/島本和彦

巻頭カラー。

私立全速力学園とやらの校長を務める、「自分の墓穴は自分で掘る!」との座右の銘を持つ男、堀田戊傑がモンスターペアレンツ(文字通り、モンスターのように暴徒化してます)をちぎっては投げちげっては投げしているところから話は始まります。
彼らに向かい、その子息達を次の学力コンクールとやらで有名私立大学の合格圏に入れられなければ「それができない時は――私がいさぎよくこの学校を辞める時だ!!! これは口約束ですが!!」と啖呵を切ってみせる彼は一見するとカッコイイ。まあ、よくよく考えると何とも無責任な発言ですけども……

リュウコミックスで『ゲキトウ』、『仮面ボクサー』と発売が続いていて、そのお祭りの一環みたいなノリで描かれた作品だと思われるので(以前、少年キャプテンで連載されていたらしい『無謀キャプテン』の新作だそう)、元の作品を知らないと楽しみ切れないという印象を受けました。ちなみに『無謀キャプテン』も6月発売のリュウコミックスのラインナップに入ってるようなので、そちらを読んでからもう1度見てみようかな。
ところで最近色々と復刊が続いてるのは、『アオイホノオ』人気とかの関係でしょうか。昔どうしても2巻だけ入手できず、それならいっそ……というわけの分からん理屈で単行本を手放してしまった『レッド・カード―男の一枚』なんかも何処かで文庫化とかしてくれないかな。かつて新刊で持っていたものを中古で買うってのも、ちょっと抵抗があるんですよね。



・『くおんの森』/釣巻和(#17『岬の守人』)

風邪を引いた父、その看病をする母・文子を残して、1人で祖父の墓参りへと向かう遊紙。
彼がバスに飛び乗ると、乗客は全くおらず貸し切り状態。にも関わらず彼にちょっかいをかけてくる相手がいるので、それがてっきりモリ様だと思った遊紙が文句を言おうとすると、そこに立っていたのは見知らぬ綺麗な大人の女性……とまあ、相変わらずちょっとミステリアスな展開です。

鈴で髪をまとめているところを見ると、彼女は前話で文子の回想に登場した遊紙の祖母・栞なんでしょう。彼女が若い頃の姿のまま遊紙の前に現れることができたのは何故なんだろうとか、そもそもこの空間は何処?「モリ」なのかな?とか色々気になることはありますが、いかんせん頭が働かないので今後の展開待ちです(←×

関連:『くおんの森』感想(1)



・『第七女子会彷徨』/つばな(#23『気さくなお人形さん/What is a friend?』)

ビーフシチュせんべえなるものを包装ごと頬張って「塩化ビニル樹脂だな」と漏らす光子が可愛……く見えないことも無いです。そんな様子を見ていた金やんのお母さんに買い物を頼まれた光子が、今話の主役。

彼女は買い物の途中、地面にチョークで斬新なデザインの人魚を描いている少女・杏里に出逢います。光子が、洟を垂らしながら一心に落書きに励む杏里に声をかけると、杏里も光子に興味を持ったらしく、他愛ない会話がちょこちょこと展開されています。
すると杏里の母親らしき人物に落書きを止め家に入ることを促された杏里は、光子とのコミュニケーションに心残りがあるようで、光子と再会の約束(のようなもの)をして……といった感じのお話です。最後に、杏里デザインの人魚を光子が紙に描いたものが見られるんですが、まあ何とも不気味。

この話でちょっと気になったのが、杏里の年齢。
光子が買い物に出かけたのは午前11時。で、金やんは高校に登校しているので平日なんだと思われます。小学生ぐらいかなと思ったんですが、もしかしたら未就学児童なのかもしれません。それとも何か他に事情があるのかな。

関連:『第七女子会彷徨』感想(1)(2)



・『晴晴劇場』/山坂健(#23)

今話に登場している凛、実は前回登場時は誰だか思い出せませんでした。で、そういえば大食いチャレンジに失敗して円にお金借りてた子がいたっけか……と今話のタイトルイラストの説明文を見て納得しそうになったんですが、お金貸したのって舞子ですよね。
そういえば、凛が初登場したエピソードで舞子が凛の拳にタコがあるのを見て、「あのコ何か格闘技やってるね」なんてことを言ってたんですが、今話で凛はつかさの名前を下駄箱に見付けて大声を上げて驚いているんで、彼女も実際に何らかの格闘技をかじっていて、それを通じてつかさのことを知ってるんでしょうね。

そんな凛のクラスメイトとして、晴の妹である五月がついに登場。姉がいることを告げたところ、周囲の子達にとても驚かれてます。ということは晴の言う通り、根っからの「姉」的な性質なんですね。ちょっとぽけーっとした感じは、確かに円に通ずるものがあるかも。

関連:『晴晴劇場』感想(1)



・『木造迷宮』/アサミ・マート(#27『夢の女学生』)

ひょんなことからセーラー服に身を包み、セッコの通う学校で授業を受けることになったヤイさん。おお、可憐だ……普段は割烹着姿で働き回ってるから忘れそうになりますが、ヤイさんのちっこさを再認識しました。

学校で教育を受けた経験が無いため、学校で勉強することが夢だったというヤイさんの笑顔が眩しい。他の生徒達とのやり取りがまた、とても幸せそう。
何ともほわほわしたエピソードでした。次回もこのまま学校が舞台になるようなので、次は何かしらアクシデントでも起こるかな?

関連:『木造迷宮』感想(2)(3)



・『ひなぎく純真女学園』/ふくやまけいこ(#42)

前話では大徳間銘寿とちょっとした言い争いをしていたアミ。それを目撃していた生徒がいたらしく、噂が流れてしまいます。が、やっかみが混じったせいか少し誤解されているようで、ひな女と合併後は一緒に生徒会で頑張ろうと2人が約束をしていたなんて感じの内容に。それを耳にした女生徒達は「ズルくなーい!?」と怒り、学園内に反・アミの気運が高まります……

と思っていたら、ユイがひょんなことから銘寿の興味を惹いたらしく(その素直な人柄ゆえ、かな)、銘寿がSPにユイのことを聞いて回るように命じたことが判明した途端に、反・アミの少女達はすぐさま反・ユイに鞍替え。生徒会長選ではアミを応援し、ユイを負かしてくれなんてことを言い出します。だから女子は怖いんだよ!(←

関連:『ひなぎく純真女学園』感想(2)



・『大正野球娘。』/伊藤伸平(原作:神楽坂淳)(#22)

さて、お調子者の高原が意外にも晶子の球筋を見極めヒッティング……したかのように見えた前回のラストシーンでしたが、実は打たされていたことが判明。おお、哀れな高原くんはそんな事実を露知らず満足げな笑みを浮かべているのです。

そういった桜花会の戦略を見抜いた唯一の人物であり、魔球を投げる晶子の体力が本番では持たないであろう(3回裏で終了する練習試合でも既にバテ気味なため)というアドバイスまで口にしたりと、この練習試合で1人だけその株を上げたのが、柳。彼だけ最後までかっこ良かったな……

そんな彼に興味を持っているんであろう巴は、彼をランデヴーの相手に指名するわけですが(勝利チームで最も活躍した選手が、ランデヴーの相手を選べるという約束がありました)、勿論これが気に食わない静は非常に不機嫌になってしまうわけです。
そんな、静の巴を中心にした価値観の危うさを筆頭に、色々とチーム内に軋轢の種があったことを再認識させられる、そんなエピソードでした。人が集まれば、まあ仕方の無いことですな。

関連:『大正野球娘。』感想(1)(2)(3)



・『ねこむすめ道草日記』/いけ(#25『黒菜が二人で道草』)

黒菜は友人である大輝達と、猫である時の飼い主のお婆さん、その両方と祭りに行く約束をしてしまいます。どちらも大切な人達だし、どちらからも奢ってもらいたい……ということで悩む黒菜。
そこで河童が考え出したアイデアが、化け狸を黒菜の姿に変身させて、一時的に黒菜2人体制でお祭りに臨もうというもの。明らかに口調も表情も違うのに、皆気付かないもんですね。

見所は、気の抜けた変身(明らかに本物よりでっぷりしてます)をしていた化け狸が、黒菜に尻をはたかれた途端シャキッとした姿になるところでしょうか。黒菜がお尻ぺんぺんされてるみたいで興奮す(ry

関連:『ねこむすめ道草日記』感想(2)



・『桃栗三年』/亀井薄雪

第6回龍神賞を受賞された亀井薄雪先生の商業デビュー作。創作同人で活躍されてる方らしいです。

絵柄はシンプル、コマ割なんかも特に変わったところが無いので、読みにくいということは無いんでないでしょうか。僕はさくさく気持ち良く読めました。
話の内容は、プラモ製作を趣味とする女子大生・桃瀬みすずと、同じボロアパートで彼女の隣に住んでいるちょいオッサンの小説家・小栗とのやり取りが描かれているだけの、非常にシンプルなもの。全体的に、のんびりとした空気感が漂っています。

個人的には、マイペースにほんの少しだけみすずを振り回す、小栗のトボけたキャラクター性に魅力を覚えました。
そんな小栗のことを、多少の付き合いを持っている割にみすずはよく知らないようで、今後2人がどんな関係性を形作していくのか、その辺りのことが気になります。「桃栗三年」同様に、人と人との繋がりがしっかりしたものになるにも幾らかの時間がかかるものですが、本作の桃(瀬)と(小)栗はどうなるのかな、と。ところでこれ、続きは描かれるのかしら。
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テーマ:漫画の感想
ジャンル:アニメ・コミック
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