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わたしのお嬢様(変装紳士とお嬢様編)

COMIC桃姫にて連載中の4コマ漫画の単行本、3冊目。
「なんちゃってヴィクトリアンホームコメディ」と銘打たれている通り、産業革命期の英国を舞台に、とある貿易商(マーチ家)の姿をコミカルに描いている作品です。どうでもいいけど、タイトルをずっと『変態紳士とお嬢様編』と勘違いしてました。

主人公は表紙の2人。タイトル上の「わたし」に当たるメイドのミリー、「お嬢様」であるメリー。身分の違いはあれど、実の家族同様に育ってきた彼女達はとにかく仲が良く、見ていて和みます。どちらも互いを大切にしてるんだなー、というのがよく分かるんですよね。

さてこの2人、物に引っかけたり何だりで着ている服を何かとダメにしてしまうドジっ娘でありながら、他の面では非常に優秀なメイドであるミリー、弱冠8歳にして大人と対等に渡り合い、株取引までこなしてしまうにも関わらず、何処かやんちゃな部分も残しているメリーと、共にちょっとアンバランスな部分が魅力的な女の子です。
そうなってくると、やはり男性キャラとのラブコメ的要素も読み手としては期待してしまうわけですが、それもきちんと用意されています(さすがに8歳のメリーに関しては、その手のエピソードは不足気味ですが……)。
ミリーの相手役は、家庭教師のユーリ。早くに両親を亡くし、妹や幼い弟達のために色々な仕事を掛け持ちしている真面目な勤労青年です。マーチ家当主・ジュリアンにその才を見込まれ、大学に通うための学費を世話になっている縁でマーチ家へやってくるんですが、少しずつミリーとの距離を縮めていって……といった感じ。
今巻ではミリー、ユーリ共に互いへの想いにハッキリと気付くシーンが描かれていて、最終巻となる次巻での展開が非常に楽しみです。

ちなみに今巻では家を出て世界を回っていた、メリーの兄であるアーサーが登場(前巻にもちらっとと姿を現してはいましたが)。それに伴い、かつてマーチ家に起こった事件、アーサーがマーチ家を飛び出した理由等が明らかになっていきます。
その辺りのエピソードが語られると同時に、人の不幸を何よりも甘い蜜のように捉えている上流階級の視線というか、そういったものも同時に描かれていたりして、普段は作中の世相をあまり感じさせないのに、重要なエピソードには上手いこと時代背景を組み込んでいて印象付けるんだよなー、なんて感心してしまいました。ホント、樹るうさんのストーリー4コマは安心して読めるなあ。

樹るうさんのブログはこちら→"踊るスターフルーツ育成中"

感想リンク:"謎の男の小説感想部屋"さん 「オレ ウパパラギ アマゾンの戦士」 わたしのお嬢様 3 樹るう
そういえばアマゾンの戦士、ウパパラギについて書くのを忘れてたなあ。割とイイ味を出してるサブキャラ(?)です。

関連:『そんな2人のMyホーム』(2)感想
テーマ:漫画の感想
ジャンル:アニメ・コミック
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お転婆おしゃまなお嬢に従い、うっかりメイドが街を往く。 「わたしのお嬢様」3巻「変装紳士とお嬢様編」の発売です。 1、2巻の感想はこち...
2009/09/07(Mon) 23:19:04 |  謎の男の小説感想部屋
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