上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
ひよわーるど(1)

まんがくらぶにて連載中の4コマ漫画が単行本化。
「4コマ史上、最弱のヒロイン」(帯裏より)である守屋ひより(表紙・黒髪ロングの子)が過ごす、特別な事態は何も起こらないのに、時々命すら危うそうな毎日が描かれている作品です。

主人公のひよりは、とにかく貧弱で虚弱で脆弱な女の子。
寒さに弱いため、冬になると不自然な程に丸々と着膨れし、暑さ(というか、厳しい直射日光)にも弱いため、夏になるとシーツを被り陽射しを避けて生活しています。
更に強風に煽られると飛んでしまいそうになるぐらいペラペラだったりするし、自らの頭部ですら時々重くてふらついてたりと、見ていて不安になってくる弱々しさ。
極めつけは、その体力の無さでしょうか。階段を歩いているだけで息切れして(実はこれに関しては僕も人のこと言えない)、杖をついたお婆さんには追い抜かれ、挙句の果てにはそのお婆さんに「使うかね?」なんて杖を差し出される始末。
付いたあだ名が"じゃっく"(弱の音読みに由来)……音だけ聞くと、何だか木登りが得意な人のようにも思えますね。

そんな彼女ですが、普段の生活は意外にも心地良さそう。
周りのクラスメイト達は虚弱な子だってことを理解しつつも普通に接してくれるし、世話好きな友人達は何かと助けてくれる、といった感じで環境には恵まれています。
で、ひより自身は学校の階段に専用の座布団や水筒を設置し、疲れた時にはそこで一休みして英気を養ったり、学校に遅れないように早く家を出てのんびりと移動したり、なんて具合に無理をせずにふわふわと過ごしてるわけです。

そういった健やかな生活のお陰か、もっと世を儚んでいたって不思議じゃないのに、実際には彼女の性格はマイペースで大雑把でてきとー。人の弱点や好物を掴んでお近付きになる術まで身に付け、何とも楽しそうに生きています。自分の弱っちさを受け止めてそれとしっかり付き合い、時にはイヤミにならない程度に利用している彼女の何とも伸びやかな姿、そして彼女と周囲の織り成す"ひよわーるど"はとても魅力的。

そんなこんなで、次元を問わずパワフルな女性が溢れている現状、漫画の中にか弱い女の子を見出そうとしているような人にオススメ……のようでいて、ひよりってば虚弱なのは体だけで、時に毒を吐いたり強かだったりするので、そういったギャップを求めてる人にこそ推せます。分かり辛いですね。



ところでこの作品のエピソードの幾らかは実話に基づいているそうです。おいおい、橘紫夕先生ってどんだけ萌えキャラなんだよ……ご本人を是非拝見してみたいなあ。

橘紫夕先生のサイトはこちら→"DEAR MINE"

関連:『となりのなにげさん』感想(1)
テーマ:漫画の感想
ジャンル:アニメ・コミック
コメント
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事へのトラックバック
キャッチフレーズは「4コマ史上、最弱のヒロイン」。 「となりのなにげさん」で少し不思議な学園4コマを描いた橘紫夕先生の新作「ひよわー...
2010/04/20(Tue) 22:01:28 |  謎の男の小説感想部屋
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。