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シュメール星人(2)

ウルトラジャンプ本誌とウルトラジャンプエッグ(web)で連載されている漫画の単行本。
人類が初めて遭遇した異星人、シュメール星人。その中から「駐日異文明ふれあい大使」に選ばれた1人のシュメール星人(邦名:シュメール)の、日本での困難溢れる生活を描いたコメディ作品です。

試読はこちらからどうぞ。

相変わらず、善意で何かしらする度に周囲に誤解されて窮地に立たされたり、行動を起こすタイミングが悪いせいでハプニングに見舞われるシュメールの姿を見ていると、ついつい笑ってしまいます。
子供を乗せたまま坂道を下ってしまいそうになる車を止めるだとか、蓋が外れたマンホールに落ちそうになる女性を助けるだとか、その活躍自体は素晴らしいんですが。

そんな中で珍しく、大した問題も起こらずに人から感謝されたり、大参事を未然に防いだり……なんてエピソードも今巻には幾つか掲載されています。
ただそんな話においても、そういった状況に慣れていないシュメールは、アクシデントを怖がり身構えたりしてしまうわけで、もう緊急事態に対するリアクションが完全に体に染み付いてるんだなあ、と何だか哀れにすら思えてきます。そこが面白いといえば面白いんですけどね。

そんな感じで、話の作りは前巻同様にシュメールを巡るドタバタコメディなんですが、彼がフラストレーションをため込むようなことはやや少なくなってきた気がします。
勿論、彼の気苦労は絶えないんでしょうが、「世間を騒がせてしまっても仕方ないよね」みたいな諦念が彼の中に生まれ始めてるような感じがしないでもないんですよね。人間社会での暮らしもそれなりに長いにも関わらず、相変わらずやたらと迂闊ですし……

ところで今巻に入り、同じキャラが複数のエピソードに渡って出番が与えられるようになりました。
1巻にも登場していた無愛想なウェイトレス・湯上緋澄(名前の割には可愛いとこもあったりします)や、その妹である灯音里(こちらは姉と似ても似つかない、明るく人懐っこい女の子)、灯音里が勤める喫茶店のマスター、シュメール同様に不器用な女性警官・殴田掌子、更にはシュメールを厄介事に巻き込む才に長けた、思い込みの激しい隣人の木結杏なんかも度々出てきます。
僕としては、1話1話で登場するキャラが異なる1巻よりも、こういった形式の方が好み。お気に入りのキャラにはたくさん出てきて欲しいですし、シュメールの周りにも着々と人間関係が構築されてるんだなあ、と感じさせますしね。

そんなこんなで、きちっと笑わせてくれるコメディ漫画です。個人的にはとてもオススメ。

関連:『シュメール星人』(1)感想
テーマ:漫画の感想
ジャンル:アニメ・コミック
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