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ささめきこと(4)

純夏の後を追っている、汐……と言う感じなのかな。2人の想いが叶い、寄り添い歩く彼女達の姿が表紙で見られるようになる事を祈っています。

と言うわけで、コミックアライブにて連載中の百合漫画、『ささめきこと』4巻が発売されました。相変わらずそんなに数を読んではいませんが、百合もので1番のお気に入りです。百合云々抜きにしても、特に好きな作品の一つなんですけどね。
(サブキャラ達のそれは別として)女の子同士の関係が必要以上に持ち上げられてるわけでも、貶められてるわけでも無い辺りが合ってるのかな。普通の恋愛ものにも見られる、心理描写なんかが好きなんだと思います。あと、僕らの女装美少年・朱宮正樹くんが可愛くってねえ(←×

既刊に収録されている話は、コミックアライブのバックナンバーや、Yahoo!コミック(WebShellを導入するのが面倒な方は「立ち読み(旧ビューア)」と記載されてる方をクリックして下さい)で試読可能です。
アライブのバックナンバーは辿るのが面倒なので、どちらかと言うとYahoo!コミックの方がオススメですよ。特に1巻の立ち読みでは、幾つかのエピソードを丸々読めます。興味のある方は是非!

さて今巻では、物語はさほど進展しませんでした。
前巻に収録されている第18話の続きが第20話で語られていて、それ以外はサブキャラ達の日常を描いたインターバル的なエピソード(第19話)と、純夏が汐と仲良くなった後、彼女に少しずつ惹かれて行った過程(第21~24話)で単行本が埋まっています。
話そのものは進まなかったわけですが、これで純夏と汐双方の現在の心情とその背景がはっきりして来たので、今後の展開が楽しみです。

そんな4巻の見所はやっぱり、純夏に抱き付いた直後の汐の渦巻く感情。突然の汐の行動に驚いた純夏は気を失ってしまうわけですが、そんな状態の彼女に向かって、汐はその胸の内とはかけ離れた事を言い訳のように語りかけつつ、そっと頬に口付けします。その時の汐の悲しげな瞳が、たまらなく切ない。

「カワイイ」女の子が好きで、ただひたすらそれを追い求め、告白の度に拒絶され続けてきた汐にとって、その感情を吐露するのは確かに恐い事なのかもしれません。
だけど、気になった相手には失敗を恐れず積極的にアプローチして、それでダメならまた次の子を探すと言うのが、ここまで描かれてきた汐の行動パターン。それにも関わらず、そして純夏への想いに気付いたにも関わらず、彼女は決してその本音を口にはしないのです。
純夏が汐との関係が壊れてしまうのを恐れ、告白するには至らないのと同様に、汐もまた2人の友情が失われてしまうのではと怯え、行動に移れないでいる様子が見て取れるシーンなんですが、彼女達の恋心が繋がっているようで繋がっておらず、ある意味すれ違っているように思えてきちゃうのが辛いなあ。

特に、かつて汐に対し「気持ち悪い」と拒絶の言葉を投げかけた少女と、そんな事を言うはずが無い純夏の姿が重なったように感じてしまった瞬間の汐の感情の爆発は、胸を締め付けました。
「言わないで……すみちゃんだけは言わないでェ……っ」作中で、ここまで悲痛な叫びはかつてあったろうか。ちなみに僕はこのシーンで、汐よりも大量の涙を流した自信があります(←×

本編の紹介はこれぐらいで。本当は3巻の時同様、1話毎のあらすじをざっと書こうかと思ってたんですが、何故かコミックアライブのバックナンバーが08年11月号以降、08年12月号のもの以外試読不可な仕様になっているので、こんな形になりました。

唐突ですが、僕の1推しキャラである朱宮くんの話。
この朱宮くん、男の子でありながらもその「カワイイ」容姿で汐の興味を惹き付ける事で(女装状態ではありましたが)、汐への恋情に身を焦がしながらも「カワイイ」とは言えない純夏との対比としての役目を果たしていました。それ以降は話の中心からは外れてしまいましたが、何だかんだでちょこちょこ登場してくれていて嬉しいです。

ところで、汐が彼を見初めるエピソードを読む度に、何故それが男の子だと気付かないのか、と不思議に思ってしまいます。第2話の最後のコマを見る限りでは、少なくとも幾らか会話を交わしているはずなんですが。まあ何と言うか、一旦恋に落ちるとそれだけ盲目的になってしまうのが汐と言う女の子なのかもしれないですね(単純に、朱宮くんの偽装が完璧なだけな可能性もありますが)。
そうすると、今巻において純夏に対する彼女の態度が慎重なのは、告白の失敗と同時に失う関係がそこにあるかどうかだけで無く、今までの直観的な恋とは一線を画したものでもある、と言う事の裏返しでもあるのかな。

どうでもいいんですが、汐は実は朱宮くんの女装を見破っていた、と考えると途端に彼女が身近な存在に感じるようになります。だってほら、それって「ガワ」が良ければ何でもいいって事なわけだから、一部のヲタが「男の娘」に並々ならぬ愛情を傾けるのに通ずるじゃないですか(僕がそうだと言うわけではありませんよ)。……こんな事、汐ファンの前で言ったらぶん殴られるかもしれませんね。アニメが始まったら読者数は増えるだろうから、気を付けないとなあ><

で、帯にもあるように公式にアニメ化が発表されました。公式サイトはこちらになります。
いけだたかしさんがブログでこれでもか! ってぐらいオススメしていたアニメ『かみちゅ!』の脚本を手がけ、『ささめきこと』3巻では推薦文を寄せていた倉田英之さんが関わっているってだけで、もう期待大です。確か『バトルアスリーテス 大運動会』の脚本もこの方でしたよね。……そういえばあれにも「男の娘」が登場してたような。記憶違いかな。

いけだたかしさんのサイトはこちら→"いけだの国"

関連:『ささめきこと』(3)感想
テーマ:漫画の感想
ジャンル:アニメ・コミック
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