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先生はお兄ちゃん。(3)

最新のまんがタイムジャンボにて最終回を迎えた4コマ漫画の単行本。後日談も交えて一応最終回まで収録されていますが、あと3月分(?)続くラブリーでの連載は掲載されないそう。
ちっちゃな女子高生・桜木まゆ(表紙)と、彼女に夢中なあまりその担任教師にまでなってしまった兄・眞一(表紙・左下に人形として登場)の生活を描いた作品です。

試読はこちらでどうぞ。試し読みのボタンをダブルクリックしないとダメかもしれません。

兄がひたすらまゆにまとわりついて、それによってまゆや他の人が振り回される様子を見て楽しむ、というのが基本的な読み方でしょうか。兄のまゆへの溺愛ぶりは、2人と関わる誰もが知っていることなので、ちょっぴり迷惑だったりした時も大抵は苦笑いで済ましてくれます。
そんなキャラクター達や、殴ったり何だりするけども実は兄のことをしっかり見ていて、彼の恋の行方にやきもきしたりもするまゆ、まゆのことが愛しくて心配でたまらない兄、誰よりも近くで桜木兄妹を見守っている、兄の友人である月子先生(表紙・まゆの掌の上の人形・右端)……何気ない優しさに満ちた作品なんですよね。

今巻は最終巻ということで、これまでとはやや趣が異なる点もあります。それが、まゆの初恋(多分。自分を突き動かしている恋愛感情の正体に気付いていなかったので……)や、兄と月子先生の恋模様。
実をいうと、月子先生ファンである僕としては後者の方が気になってたわけです。2人ともお互いを悪友といった形で捉えてないだろうし、そんなにきっちりとした形では恋愛のエピソードは描かれないかなあ、なんてことを2巻の感想記事に書いてたんですが、嬉しいことにその予想は完全に裏切られた形に。今巻のカバーをめくってみたところ、予想以上に関係が進んでてびっくりでした。
どうでもいいことですが、友達という関係を壊したくないからこそ……ってシチュはイイですよね。まさか月子先生の方にこそ、そういう思いがあったとは。

で、そんなストーリーとは全く関係ないところで最後まで(それこそカバー裏まで)笑わせてくれたのが、まゆの友人(通称:友人A)。ついに作中では名乗りを上げられず……そしてカバー裏では、モブみたいなキャラですら自己紹介をしてるにも関わらず、彼女の名前は吹き出しに隠れて見えませんでした(見える文字から推測すると、「手塚」なのかも)。おお、何と哀れな友人A……



テンヤさんのサイトはこちら→"テン屋"

関連:『先生はお兄ちゃん。』感想(2)
テーマ:漫画の感想
ジャンル:アニメ・コミック
キラキラ☆アキラ(2)

まんがタイムファミリーにて連載中の4コマ漫画の単行本、2冊目です。
同じマンションの上下階に住むアキラ(表紙・中央)と幼馴染の桃太郎、そしてその友人達の過ごす、キラキラと光るハイスクールライフが描かれています。

試読はこちらで。

アキラと桃太郎はとにかく仲良し。家を出て、階段を下りて……なんて手間を省くためなのか、上階に住んでいるアキラは、桃太郎の部屋のベランダへ縄梯子を使って移動してきちゃいますし、桃太郎もアキラのためにいつでも窓の鍵を開けているといった具合です。勿論、アキラが自室に帰るときも縄梯子を上っていくわけで、桃太郎にしてみれば何とも素敵なアングルが(ry
この設定、二人のキャラクターにぴったりなのです。いつでも気軽に遊べる間柄ではあるんですが、桃太郎はそのぷよぷよした体格のせいで、縄梯子を上って移動するってのはよくよく考えると難しい。なもんで、いつもアキラが遊びに来る形になるわけです。
そういった部分が、お気楽でアグレッシブな上に、2人が年頃の男女であることをいまいち意識していないアキラ(桃太郎のベッドに潜り込んだり、それで2人揃って寝坊したときにはクラスメイトに「桃ちゃんのおフトンぬくぬくで起きられなくって…」なんて発言しちゃったりします)と、彼女に比べるとそういうことが気になったりするし、アキラのことを「女の子」として捉えて複雑な想いに駆られたり、他にも色々と悩みがちな桃太郎、2人のらしさと重なる気がするんですよね。

今巻では、桃太郎が無神経な一言でアキラを傷付けてしまったり、そこからの仲直りで外から見ても更に「イイ感じ」になったり……と、何だかんだで着実に恋仲への距離も縮まっているんであろう2人の、前巻にも増して甘々で、少し酸っぱくて、人によってはこそばゆさを感じさせる姿が堪能できます。

そんな順調な2人に比べると、その周りの友人達の恋模様は何とも困難なものです。
アキラに片思いしている脳天気でポジティブな青島くん、そんな彼に片恋状態で引っ込み思案な牧さん(表紙・左)、そして桃太郎の兄に憧れを抱き始めた坂口さん(表紙・右)……上手く行きそうな子がいない!
その恋が成就する可能性がまだありそうなのは、牧さんでしょうか。アキラと桃太郎がきちんとくっ付いて、青島くんが失恋(というか、アキラは彼を振り向かないことに気付いて)したところに、牧さんが頑張って当たって(砕けて←×)……といったところかな。

男性に対する免疫がなく、Xmasに桃太郎の家で行われるパーティーに参加するだけでも「Xmasに男のコのうち!」なんてドッキドキな牧さん。そんな彼女にいつでも素直な言葉を投げかけて、心を暖かくさせてくれる青島くん。だけど彼の視線の先にはいつでもアキラがいて……それでも、慣れないながらも懸命にアプローチをかける牧さんが非常に可愛くてたまらんので、上手くいってほしいような気もしますが……どうなるかなあ。

こんな感じの、とても甘酸っぱい4コマ漫画です。絵も可愛らしいし、恋愛以外の話もなかなか面白いので、個人的にはオススメ。



遅くなってしまいましたが、『キラキラ☆アキラ』2巻の感想です。1巻についての記事が上手く書き直せなかったので後回しにしてたんですが、これ以上時間が経ってしまうのも何だかなあ、ということで。あとアレ、年賀状企画で描いていただいた牧さんがあまりにも可愛過ぎたので、ついカッとなって……的なものもある。

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恋愛ラボ(4)

まんがホーム・まんがタイムスペシャルの2誌にて連載中の4コマ漫画の単行本、4冊目。今年の1月に2巻、7月に3巻が発売されているので、何と年内に3冊刊行されたことになります。4コマでこれは凄いな……
藤崎女子中学校という名のお嬢様学校が舞台。そこで繰り広げられる、こちらの想像を斜め上をいく生徒会メンバー(主に生徒会長のマキ。表紙・左)の恋愛研究の様子を面白くかつ可愛く描いた作品です。

試読はこちらで。

主に藤女生徒会、その外に持ち出されたとしても藤女の内部でほぼ完結していた恋愛研究。そのため、藤女生徒会メンバーに対してリコ(表紙・右)が成り行きでついてしまった「かつてモテモテだった」という嘘がバレる可能性は非常に低めでした(サヨという子には感付かれていましたが)。
そんな安穏とした状況に、リコを以前から知る男子達(表紙中央の2人。ベストを着ているのがナギ、眼鏡がヤン)がマキと出会うという展開によって風穴を開けたのが、前巻の終盤。
そして今巻では、リコ・ナギ・ヤンが通っている塾にマキも入ることになり、リコの嘘がバレる可能性がぐっと高まってしまうわけです。

また、新聞同好会との協力体制ができ上がり、藤女に通うお嬢様達の恋愛相談にその研究成果をもってこっそりと応えるという、藤女生徒会の恋愛研究の一環のための準備も着々と進められることで、このままでは内輪の嘘ではすまなくなってしまうとの不安もリコを襲います。
早く真実を話さなきゃ、と焦り悩みながらもなかなか言い出せないでいるリコ。その嘘が明らかになった時、マキは、藤女生徒会の他のメンバーは今まで通りに接してくれるのか。居心地の良い空間、関係が壊れてしまわないか……自分で招いてしまった状況ではありますが、それでもリコが不憫でたまらん。

そして色々とあり、本当のことを知ったマキが、それでもリコとの関係性を維持していく(むしろ、同じ初心者の目線で恋愛を研究できることをマキは喜んでいたりします)ことをハッキリと告げるシーンはホロッときてしまいました。リコはもっとマキを、マキと過ごしてきた時間を信用してしまえば良かったんだよなあ。
ちなみにマキが真実に気付いたのは、意外な人物の発言からでした。思わぬところに伏兵がいたものです。というか最初はそのキャラの存在すら覚えてなかった(←×

さて、この巻での見所はやはりナギがリコをかばうシーンでしょう。リコがモテモテだったとの嘘を信じていたマキに対し、モブキャラに毛が生えた程度の男子が「藤女ってホントに世間知らずなんだなー」とかほざく、もといのたまうシーンでのナギの態度はカッコイイ。
衆人環視の中で、自分が以前リコに惚れていて更には告白したという事実(しかも、リコはそのことをすっかり忘れています)を堂々とバラし、マキのいう「リコがモテていた」というのも決して嘘ではないよ、とフォローできる彼にはもう惚れてしまいそうです。リコがどういう振り方をしたのか分からないんでアレですが(告白されたのを覚えてないということは、もしかしたらきちんとナギの意思が伝わってなかっただけの可能性もありますし)、普通に告白を断ったんだとしたら、リコは見る目ないですよマジで。

こんな感じでリコも吹っ切れたことですし、次巻以降の展開もホントに楽しみです。来年も、2冊ぐらい出ると嬉しいなあ。

以下、エノ(僕の脳内ではメインヒロイン)についてのメモ。

・塾でリコがとったアンケートでは、黒髪ストレートロングが男子に人気だそうですが、エノの「ふわふわ砂糖菓子」な髪を間近で見れば彼らの考えも変わるに違いありません。

・サヨとの友情を育み始めた時期のエピソードは、やっぱり2人の結びつきの強さの根を感じさせるなあ。あと、小学生時代のエノも可愛いんだよなあ。

・サヨの無職兄貴はやっぱりダメダメでした。「どう考えても兄様はM系だったのにな!」なんて妹に向かって言い出すそのイカレっぷりがどう考えてもありえないよ!

・今巻では全体的に漂う微妙な小物っぽさ。生真面目かつ正義感が強い部分があるので、場面によってはそう見えてしまうのも仕方ないんでしょう。そこがエノのいいところさ。



宮原るりさんのサイトはこちら→"ヘッポコロジー"

関連:『恋愛ラボ』感想(2)(3)
『みそララ』感想(2)(3)
宮原るりさんサイン会(09/01/10)
テーマ:漫画の感想
ジャンル:アニメ・コミック
みそララ(3)

まんがタイムにて連載中の4コマ漫画の単行本、3冊目。
デザイン会社・マース企画の新人ライター"麦みそ"こと麦田美苑、デザイナーの米原梨絵、営業の粟屋真琴の"穀物トリオ"が時には空回りながらも仕事に励む姿を描いている作品です。

試読はこちらでどうぞ。

ライターとしての経験を少しずつ積み、色々と回り道をしながらも仕事をきちんとこなせるようになっていく美苑。
何か困ったことがあると、営業担当チーフである大島さんに頼ろうとする癖が完全には抜けていないようですが、若者向け情報誌の記事のために街頭取材をするエピソードでは、一緒に幾つか仕事をしてきたカメラマンの沢岡さんと2人だけで試行錯誤して仕事を完遂します。
入社直後にこなしてたものに比べると明らかに仕事の難易度は上がってるんですが、そんなことを感じさせないのは美苑も成長してるからなんだろうなあ。それに加えて、彼女の力量と仕事の難しさとが丁度いい具合に釣り合うようにという、大島さんの気遣いがあったりもするのかもしれません。

ところでその街頭取材のエピソードでは、美苑のライターとしての成長に加え、元々高かったコミュ能力にも磨きがかかってきたように感じさせるシーンもちょこちょこありました。
取材相手を男女問わず上手くコントロールしたり、梨絵と真琴が様子を見にきた際には、2人の性格を利用した台詞で見事に丸めこんで協力させたり……ライターは取材相手から話題を引き出す能力に長けてないとダメでしょうから、そういう点から見ると美苑はライターに向いてるんだな、と思います。

といった感じで美苑の活躍が光る3巻前半ですが、後半では"穀物トリオ"残りの2人も「プロとして」の仕事をこなしている姿が描かれています。
美苑だけでなく、梨絵も真琴も着実にそれぞれの目指す一人前の社会人へと近付いている様子が、手に取るように分かるのが何だか嬉しい。1巻より2巻、2巻より3巻……と、"穀物トリオ"のささやかながらも確実な変化を楽しめるのが、この『みそララ』最大の魅力なんではないでしょうか。勿論、彼女達の仲の良さや、キャラクターを活かした笑いも見所の1つではありますが。

そういえば今巻では、棚橋さんの妹夫婦(妹といっても勿論、この作品とリンクしている『恋愛ラボ』に出てくるスズのことではありません。彼女のお姉さん、ヒロという女性です)が登場。S気質なヒロ(攻撃道具がハリセンなのが、棚橋一家らしい)にM気質なその夫、と非常に理想的なカップルなんじゃないでしょうか。ちなみに夫の方はMな上に変態です。

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関連:『みそララ』(2)感想
『恋愛ラボ』(2)感想(3)感想
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ダブルパティシエール!(1)

まんがタイムジャンボ・ファミリーにて連載中の4コマ漫画が単行本化。
同じく2誌で連載されていた、製菓専門学校を舞台にした『パティシエール!』の続編です。
帯のコメントは大井昌和さん。時代はアラサー、女の子は30歳から云々みたいなことが書いてあります。そういえばサイン会の時にそんな話を聞いたなー。

試読はこちらで。

2人のヒロイン

まあ表紙を見れば分かるんですが、今作のヒロインは2人。
まさこさん(表紙・左。前作の主人公。製菓学校の同期からは「ねーさん」と呼ばれていました。高校を卒業したばかりであろう周りに比べ、25歳とちょっと年を食ってたために生まれた呼び名。ちなみに今作では28歳です)と、新キャラであるかほ(表紙・右。23歳……まさこさんより結構若いですね。物語の舞台が製菓学校から離れた分、足りなくなったフレッシュさの補充をしてくれます)です。

前作『パティシエール!』から時が経ち、四ツ葉製菓専門学校を卒業したまさこさんはパティスリー・ノワという洋菓子店でパティシエールとして働き、経験を積んでいます。菓子作りの道は険しく、未だに色々と失敗もするようですが、製菓学校時代に比べるとプロっぽい落ち着きが出てきた感じでしょうか。
そこに、かほが恋人と共にやってくるのが第1話(上にリンクを貼ってる試読ページで読めます)。

このかほが、ニートを1年5ヶ月続けた結果完全にダメな子になってしまい、愛想を尽かした恋人に捨てられるところから話は始まるわけです。恋人に振られた彼女を立ち直らせたのがまさこさんの作ったムースで、そこから諸々(って程でもないけど)あって、かほもパティスリー・ノワで働くことになる、と。

かほの成長を見守る物語

勿論かほはお菓子作りについて何も知らない(トングの名前すら知らないってのは、お菓子云々って話でもないような気もしましたが)素人なので、自然と彼女の成長が話のメインに据えられているように感じました。
ただ、パティシエールとしての成長という点では、前作におけるまさこさんや周りの仲間達のそれと同様ではあるんですが、かほの踏み出した一歩はパティシエールとしてというよりも、もっと根本的なものなのかな、なんて思ったりもします。

ニートを1年5ヵ月続けて、恋人に養ってもらおうとしてる(第1話)辺りからも分かりますが、初期のかほはかなりやる気に欠け、将来のこともあまり真剣に考えていない子。パティスリー・ノワにバイトとして入ったのも、落ち込んでいた自分を慰め立ち直らせてくれたまさこさんみたいになりたい、という考えから出た安直な行動です。そこには、パティシエールの仕事の辛さや、そこに至るまでの苦労に対する覚悟は存在しません。
だもんで、話のスタート地点においては、厳しい道であることを承知で職人を目指し、自ら製菓学校の門を叩いたまさこさんやその同期達とは明らかにモチベーションが違うんですよね。

そんなかほも仕事を続ける内にお菓子作りの楽しさ、お客の笑顔に触れることの喜びなんかに目覚めていきます。そして元恋人に発破をかけられ、ニート以前の自分を超えるんだ、と意気込み……再び挫折を味わってしまうのです。
気丈に振る舞ってはみるものの、ひょんなことから感情を爆発させ店を飛び出してしまうかほ。とはいえこの逃避は一時的なものでしょう。当初はまるでダメな子だったにも関わらず少しずつ成長していく彼女に感情移入し、応援していた僕としては、かほならこの試練もきっと泥臭く乗り越えてくれるに違いないと期待しています。



野広実由さんの描くキャラの中でもトップレベルにエロい感じのお姉さんであるりっちゃんや、萌え洋菓子の追及では他の追随を許さない手島くんもきちんと再登場してました。いやー、変わってなくて嬉しいですね。

野広実由さんのサイトはこちら→"末広八宝会"

関連:『なないろレシピ』(1)感想
『うちの姉様』(1)感想
『パティシエール!』(4)感想
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