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ねこにゆーり(1)

まんがタイムきららMAXにて連載中の4コマ漫画が単行本化。
人間は嫌いだけど猫は大好きな少女・ゆーり(表紙)と、その幼馴染やクラスメイトの過ごす日常を描いている作品です。

試読はこちらで。

人間嫌いなゆーりだけど、彼女の周りにはいつも幼馴染のあっちゃん(少年)とセラ(少女)がいます。ゆーりも2人とは何ら問題なくコミュニケーションをとれるようで、割と楽しそうに過ごしている感じ。
彼女を中心に、ゆーりに恋心を抱いているあっちゃん、そんな2人にちょっかいを出しつつも応援してる(気がする)セラの関係性が何となく好きです。

ところで、他の人については名前すら覚えないゆーりが2人と上手くやっていける理由……というより、人間嫌いになってしまった理由は、どうやら彼女が2人と離れて他の町で過ごしていた空白の数年間にあるみたい。幼少時のゆーりは2人を引っ張って遊びに出かけたり、からかってくる同級生の男子を軽くあしらったりと明るい性格の女の子として描かれているので、その辺りの変化の原因は気になるところです。変にシリアスだったらどうしよう。

それ以外は特に話に進展もないので、まったりと読むには適しているように思います。デフォルメされた絵は可愛いし(特に、すぐに他のキャラの半分ぐらいまで頭身が縮むセラがお気に入りです。基本が猫口だし八重歯は動物的だしで、作中の猫よりも彼女の方がむしろ猫っぽくさえ感じることもあったりします)、なかなか成就しそうにないあっちゃんの恋は心をくすぐるし、個人的にはなかなか好きな漫画。
ちょこちょこと出てくるヲタネタも個人的にはツボなんですよね。コンバット越前の台詞だとか、巨乳で綺麗な先生(ゆーり達の担任)が淫乱ピンクって呼ばれてたりだとか……やっぱりピンク髪は淫乱だよなあ(←×

そういえば、ゆーりの苗字は榊といいます。でもって、無愛想で黒髪ロング(ゆーりの髪も多分、黒いですよね)で猫が好きなんだけど猫には嫌われてしまって、ちょっと寂しい思いをしてたりする……とまあ、同名の某キャラを彷彿とさせる設定だったりします。……やっぱり意識してるんですかね。

kodomo兎さんのサイトはこちら→"はれときどきゆき"
テーマ:漫画の感想
ジャンル:アニメ・コミック
表色89X系(1)

まんがタイムきららMAXにて連載中の4コマ漫画が単行本化。
とあるデザイン専門学校に通う女の子達(+α)の、日々の生活の様子を描いた作品です。

試読はこちらにて。

デザイン専門学校に通っている生徒達が主役なだけで、舞台はその学校だけではありません。彼女達が授業を受けてる様子なんかも時々描かれてはいますが、むしろそれ以外の場所でじゃれてることの方が多めかも。だもんで、デザインについての専門的な話だとかそういったものは殆ど見当たりません。

さて、この作品に登場する女の子達は誰もがちょっと変。ただ、きららの公式ページの紹介欄にあるような「常識外れのヒロインたちに大混乱!?」なんて感じではないように思いました。確かに変わってる子が多くて、帯の裏面にあるように「空気読まない自重しない!」ではあるんですが、ギャグやドタバタコメディ系漫画のキャラとしてはそこまでインパクトが強いわけでもないという……

そんな「ちょっと変」を象徴している子が、表紙を飾る主人公・松葉葵かもしれません。
遅刻が多過ぎて留年してしまう程に極度の方向音痴な彼女。ですがそれ以外の面では、一緒に暮らしている子達のも含めて家事全般をこなしてたりして、むしろよく出来た普通の女の子なのです。常識外れなのは方向音痴だけで、他の面では常識を弁えてるんですよね。
これは、他の子達にも多かれ少なかれ当てはまる気がします。そこまで突き抜けた子はいないんですよね。ちょっと物足りない感もあるけれど、ビジュアル的にとっても可愛い女の子を楽しむには、これぐらいの方がいいのかも、とも思います。

ちなみにこの葵、その割とまともな性格のため、他のもう少しアレな子達がかき回した場の収拾に努めていることが多くなって、少しずつ目立たなくなってしまいます(単行本のキャラ紹介でも、やや目立たないことが触れられています)。この手の漫画における常識的なキャラの辿る運命は、何処でも同じなんだなあ。

個人的には、試し読みにも出てくる「逆転シスターズ」山吹姉弟が好みです。
可愛い女の子が好きで、ざっくばらんな物言いが好印象な姉・杏に、女装癖があり、母性本能をくすぐるようなだらしない男性に惚れる乙女チックな弟・香(姉の服どころか、下着だって選んじゃいます)。この2人揃って性的倒錯に陥っている姉弟が、非常に可愛くてイイ。
更に、女の子のスカートの中を覗いたり、すぐに抱き付いたりと何処かスケベおやじ的な杏に対して、まめまめしく相手の世話をして好意を得ようとする香、といった感じで、その好みの対象へのアプローチも一般的な男女のイメージと逆転しているのが興味を惹きます。

しかし、きららMAXはこの手のイロモノっぽい4コマが多い気がするなあ。ほんわか萌えられる、ってのとは一味違うといいますか……
テーマ:漫画の感想
ジャンル:アニメ・コミック
空の下屋根の中(1)

まんがタイムきららキャラットにて連載中の4コマ漫画の単行本。
高校を卒業し、無職になってしまった香奈絵(表紙・ベッドで寝転がってる女の子)の奮闘劇を描いた……いや奮闘はしてないかな?……まあとにかくそんな作品です。

試読はこちらで。

単行本前半では、ちょっと自堕落な香奈絵の生活を堪能できます。
やる気が全くないわけでもないんだけど、求職活動っていっても何をすればいいのかはいまいち分からないし、結局大したことはできない。そんな状態なので、時間だけは幾らでも使えるわけです。疲れたらすぐに休んだり、あまり意味のない思考をぐるぐるさせて暇を潰したり……

そんな生活を続けていると、「明日やれば大丈夫なことは明日やる」みたいな思考パターンになってしまいます。これは別にやる気がなくなってるわけじゃなくて、自分の中での「やる気」のハードルが下がってくるような感覚だと思うんですよね。それまでは普通にできていた「今日やれることは今日やる」と、「明日やれば大丈夫なことは明日やる」が同価値になってしまって、自分の中では後者を選んでも、それは十分にやる気のある行為なわけです。僕も大学卒業して、申し訳程度のバイトと勉強以外には何もしてなかった頃はこんなでした。

そんな香奈絵も、接客業で頑張る友人のまゆこ(表紙・漫画を読んでる子)の頑張る姿を見たり、従妹の小学生に諭されたりして、単行本の後半からはおもちゃ屋さんでのバイトを始めます。
バイトの面接なんかが描かれ始めた時は、バイト面接にひたすら失敗したり、無事に受かってもすぐにヘマをしてクビを切られるようなエピソードが続くんだろうか、と心配になったりもしたんですが、別にそんなことはありませんでした。
きちんと仕事仲間とコミュニケーションをとり、それなりに仕事もこなし、給金を得る。なもんで、帯の裏にある「ニート」って煽り文句はちょっと誇張かもしれませんね。話の前半では「いらっしゃいませ」「ありがとうございます」も満足に言えなかった彼女も、後半では立派に働いているわけです。

こう、ゆるくてもいいから前に向かおうとする意思があれば、意外と人生何とかなるんじゃないかなあ、と思わせてくれる作品だと思います。別に就職前の腰掛けとしてでも、とりあえずはバイトでもしてみればいいじゃない。どもったり人の目を見れなかったりっていう欠点だって、数をこなしてる内に解決することだってありますよ、なんて。
とはいえ、やる気が全くなければ厳しいかもしれないな、と感じさせるのが描き下ろしのおまけ漫画に登場する青年。やけに上から目線だったりする辺りは、まさにネット上で想像されやすいニートのテンプレ的な感じ。親から就職を迫られ、小遣いもカットされ、引きこもり生活の生命線であるPCが壊れてしまった彼に明日はあるんだろうか。

双見酔さんのサイトはこちら→"とどかない そら"
テーマ:漫画の感想
ジャンル:アニメ・コミック
ゆゆ式(1)

まんがタイムきららにて連載中の4コマ漫画の単行本です。
ゆとりに溢れた女の子3人組の日常生活を描いた作品で、個人的にはとても好きなんですが、どうにも感想とか書き辛いものがあるなあ。

試読はこちらで。

女の子三人組(表紙左から唯、ゆずこ、縁)ってところは以前紹介した『はるみねーしょん』と同じなんですが、流れている空気はそれ以上にゆるい感じがします。
トラブルメーカーと言うか、場をかき回す役割を担っているゆずこが『はるみねーしょん』のはるみに比べるとインパクト弱めな事や(あちらは「宇宙人」ってだけで何をしても不思議じゃない、と言う点ではある意味卑怯なのでそれは仕方無いですね……普段は埋没してるようにすら感じる設定だけど)、はるみの「何かと上手い事を言いたがる」性格(ダジャレであるとか)のような定型的なネタが存在しない分、話に申し訳程度の統一感も無い事なんかが原因かもしれませんが、そうでもないかもしれません。

まあ正直な話、ゆずこ達の、年頃の女の子らしい会話中の話題の飛躍に時々ついて行けなくなってる内に、そんな些細な事はどうでもいいじゃないかあ、なんて思っちゃうんですけどね。含有してる和み分が半端じゃないですぜ。なんで、だらーっとベッドに寝転がって読むのに最適な漫画かと思われます。ページを繰りながら、自然に寝られそう。

目に付く特徴としては、百合っぽい展開が多い辺りでしょうか。とは言え、あくまで友情の延長線上にある「っぽい」程度で、ガチガチの少女同士の恋愛とは違いますので、その手のものが苦手な方でも安心して読む事が出来るとは思います。
ちなみに、唯が可愛がられるシーンが多め。リアクションが、ちょっと真面目なところのある子のそれなので、イジりたくなる気持ちは分からんでも無いなあ。
頬に付いた食べ物を、「唯ちゃーん ペロッて取ってー」なんてゆずこが唯にすり寄るシーンがあるんですが、その時の甘えた感じのゆずこと、それに照れてる唯がかあいい。舐ーめーろ、舐ーめーろ!と叫びたい。こんな場に居合わせたら、携帯で盗撮してしまうかもしれません(←×

可愛い女の子達のぬるい会話とキャッキャウフフしてる姿をとことん抽出してる漫画なので、その手の作品が好きな方にはたまらないんじゃないでしょうか。

そういえば以前「まったりとした4コマが読みたい」なんて言ってた友人に『はるみねーしょん』を薦めたら、「さすがにゆる過ぎてアレだった」との返答をいただいたので、次はこれでも推してみるかな。

三上小又さんのサイトはこちら→"こまたのいえ"
テーマ:漫画の感想
ジャンル:アニメ・コミック
はるみねーしょん(1)

まんがタイムきららキャラットにて連載中の4コマ漫画の単行本。
単行本化とかすげえ。やべえ……とこれだけでエントリを終わろうかとも思ったんですが、大沖さんの作品を全く知らない方はこれだと分からないよなあ、と言う事でもう少しだけ。
宇宙人の細野はるみ(表紙)と、その2人の友人・ユキと香樹とのやり取りをただただ眺めるだけの作品です。

試読はこちらから。

全体的な雰囲気は、とにかくゆるめ。大きな事件も何も無く、はるみ達の日常はまったりと過ぎて行きます。はるみが宇宙人だと言う事すら日々の生活に埋もれてしまって、違和感を覚えさせません。たまに飛んでるのに。やけに包容力のある空気感が魅力。

外的な刺激は少なく、キャラ達のやり取りだけで話が進むので、やっぱりキャラは何処か変……かと思いきや、おかしいのは主人公のはるみだけだったりします。
ユキも香樹もなかなかの常識人なので(宇宙人と普通に付き合ってる時点で、適応力は並じゃありませんが)、ややタイプの違う2人とはるみとの会話の中にあるズレを、ストレートに楽しめるんじゃないかと思います。

占いは好きというわけではないけど、ちょっとは信じてるというユキに対し、「ちょっとは信じるけど占いに心まではうらない…か」なんて返答したりで、何かと上手い事を言いたがるはるみ。基本的にはスベってるわけですが、時折「すげえ」と賞賛の声をかけたくなったりする程のスマッシュヒットも。

塩を入れてしまったコーヒーに、砂糖を入れれば普通の味に戻るよね、なんて具合にとにかく適当、場あたり的なのもはるみの持ち味です。そんな彼女と、その言動を生温く見守っているユキとの距離感が割と好き。そのコーヒーのシーンでも、何も言わずに横目で見ているだけなんですよね。ちょっと呆れつつも、一応は見ててやるかみたいな感じなのかな。

香樹はユキに比べると、はるみに合わせてあげる言動が多め。それなのにしくじって白い目で見られがちなのが、なかなか可愛い。ダジャレがホントに下らないんですよね(ノ∀`)

ちなみにはるみとユキの会話は、吹き出し以外の「やべえ」「すげえ」含め、大沖さんの東方同人誌におけるチルノと魔理沙のそれに近しいものを感じるので、興味のある方はそちらもチェックしてみて下さい。

さて、作品の話はこのぐらいにして店舗特典について。
この単行本を買うなら、個人的にはとらがオススメ。メイトやCOMIC ZINなんかでもペーパーが付いてきますが、とらで購入すると小冊子が貰えるのです。

載っているのは、描き下ろし4コマが3本にキャラの初期設定。それだけでも満足なんですが、『キルミーベイベー』のカヅホさんがゲストとして執筆してるってんだから、もう僕はとらでの購入1択でした。
その買い物の時に、とら吉祥寺店が閉店するとか言うショックな事実を知ったんですが、まあそれは別のお話。

大沖さんのサイトはこちら→"ダイオキシン"
テーマ:漫画の感想
ジャンル:アニメ・コミック
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